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過食、やめたいのにやめられないその原因とは


うつと呼ばれる人の中には、リストカットや過食を伴う人も多いようです。

過食というカテゴリーでブログが沢山あることからも、それは窺い知ることができます。

実は私もそうでした。

やめたいのにやめられなかった。

やめられない自分に涙しながら、食べ続けたこともあります。

一体、何が起きていたのでしょう?

精神科医の泉谷閑示さんが書かれた興味深い記事がありましたので、その記事を参考にしながら、過食から抜け出すヒントを探ります。

過食は体の叫びと、頭の怒りの相互作用で起きる


「何もしたくない」という気持ちは、「こうあるべき」「こうすべき」という頭の命令に、心が耐えかねてストライキを起こしている状態だと、この記事で書きました。

実は、過食もメカニズムは一緒だと、精神科医の泉谷閑示さんは言われます。



どういうことなのでしょう?



過食の場合は、頭が「こうあるべき」「こうすべき」と心と体をコントロールしようとしています。

すると、これが食べたい、これを食べると美味しい、これ以上は食べられないという体の感覚は閉ざされてきます。

自分が自分じゃないという解離した感覚になります。



だから、体としては、なんとか体の感覚を取り戻そうとして、過食に走るのです。



過食や自傷行為を繰り返すクライアントさんが、よく言われるそうです。

過食や自傷行為をした時に、自分が自分でない感覚が改善すると。



はちきれんばかりに食べることによって、失われた体の感覚を取り戻すことが出来るんですね。



これ、私はよくわかります。

私は嘔吐することはありませんでしたが、もう食べられないという限界を超えて食べた時の体をありありと感じるホッとした感じ。

自分でもわかりませんでしたが、体が体の感覚を取り戻そうとしていたんですね。



一方、頭としては、「こうあるべき」「こうすべき」といった理想像に従わない心や体に懲罰を加えたいという思いがあります。

気持ち悪くなるぐらいに食べる行為は、自分への懲罰としてはうってつけです。



決して、心の声ではないのですが、頭にコントロールを明け渡している私たちには、止まらない衝動だったのです。



私が過食をしている時、流した涙は、そんな頭のコントロールに悲鳴をあげている心の涙だったのかもしれません。


頭のコントロールから離れて、心の主権を取り戻すには


頭のコントロールに心と身体が抑圧されている状態が過食を生んでいることがわかってきました。

私たちがすることは、過食をやめようとすることではなく、頭の主権(コントロール)から、心と体に主権を取り戻すことだったのです。



間違っても、私のように過食をやめようとしないでくださいね。

いくら頭が「やめるべき」だと衝動を止めようとしても、その頭の「~すべき」「~してはいけない」が過食を作りだしているのですから、止まるわけがありません。



それよりも根本解決のために、心と体に主権を取り戻すことに専念しましょう。



「こうあるべき自分」「こうすべき自分」の姿を、頭が強く思い描いているのは、成長過程で親御さんに強く教えられたからでしょう。

教えられなかったとしても、何かの出来事から、感情的なショックを受けて、あなたがそう思い込んだのかもしれません。



まずは、そのトラウマを解消しましょう。

トラウマ記憶が解消されると、解消された分だけ、過食もなくなります。


頭のコントロールを離れてくると、ありのままの自分にOKを出せるようになってくる


過去のトラウマとなる記憶や感情が解消されてくると、頭も「~すべき」「~してはいけない」とあまり言わなくなります。

トラウマとなる記憶や感情に触れたくないからこそ、頭が言っていた言葉だからです。



よくある例としては、親御さんに強く「人に怒っちゃいけない!」と叱られたので、人に怒れなくなった子供のようなもの。

もうあんなショックを味わいたくないと、頭が強く「人に怒っちゃいけない!」と心を押さえつけているのです。

ショックだった記憶と感情が消えれば、「怒っちゃいけいない!」と言いたい衝動も消えます。



すると、ありのままの自分が見えてきます。

怒りたい自分。

怒っている自分。

それは、「~すべき」「~してはいけない」という頭の声ではなく、心のそのものです。



実は、私、昔から働きたくなかったんです。

それなのに、正社員で働いて経済的に自立しなければいけないと思い込んでいました。

一生懸命、正社員で働こうとしました。

当時は親が援助してくれましたから、そんなに差し迫った状況でもなかったのにです。



苦しかったです。

あの頃は、過食も半端ないものでした。



それが、トラウマ記憶や感情が解消されてくるにつれ、アルバイトでもいいかなと、ありのままの自分にOKが出せるようになりました。

すると、過食も自然と減り、今ではアルバイトして帰った時に、少し多めに食べたくなるぐらいになりました。



まだ「お金を得るために働かなければいけない」という頭の声があるので、過食の面影が残っています。

この頭の声が消えたら、完全に過食は消えるでしょう。



どうぞあなたも、トラウマ記憶や感情を解消して、心と身体の主権を取り戻してください。

トラウマ解消には大島信頼先生のメソッドが有効です。

過去記事にて詳しく説明していますので、過去記事をご覧ください。
    ↓↓↓↓↓
★その症状はトラウマのせいかも?~わかっちゃいるけどやめられない脳のしくみについて

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