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うつはどのように回復するか~新たな自分に生まれ変わるそのプロセスとは


うつは心の風邪だと言う人がいます。

心の風邪ならば早く治して、元の生活に戻りたいと思うのが人の想い。

でも、うつは治すものじゃなくて、生まれ変わるものかもしれません。

頭から心に主導権を明け渡すプロセス


「うつ」になる人には、真面目で几帳面で完全壁な傾向が見られるそうです。

それだけ心の声を無視して、「~すべき」「~してはいけない」という頭の中の声に従って生きてきたのです。



頭の声に耐えかねて、心がストライキを起こしている状態が「うつ」でした。



「治る」という言葉からは、元気になって元の生活に戻ることを連想させます。

ある程度、休養したらエネルギーは回復して、動けるようにはなるかもしれません。

そうなれたからと言って、今までと同じように頭の中の声に従って生き始めたら、どうなるでしょうか?

また動けなくなることは、たやすく想像できます。



「うつ」に必要なのは頭から心への主導権の明け渡しなのです。



「うつ」の回復のプロセスにも同じことが言えます。

最初は、「動けない」「何もしたいと思えない」「起きられない」という表現が出て来ます。

動くべきだけど、動けない。

何かしたいと思うべきだけど、何もしたいと思えない。

起きるべきだけど、起きられないという気持ちです。



これはまだ、「~すべき」「~してはいけない」という頭の声が主導権を握っていることを表しています。



この状態から療養が良質にすすむと、言葉が変わってきます。

「動かない」「何もしたくない」「起きない」



「~したい」「~したくない」の want to 系の心の言葉に変わるのです。


そこから、さらに進んで

「こんな風に何もしないで過ごすのは、何て快適なんでしょう」「このままずっと休んでいられたら幸せだろうなあ」といった感じで休むことが満喫できるようになってくる

「ウツ」が治るとは、元に戻ることではない――新しく生まれ直す“第2の誕生”より引用

こうなると、頭から心に主導権が明け渡された状態になります。

この状態から生まれた好奇心は、心の声ですから、新たに「うつ」を生み出すことはありません。


心が望むことは百人百様


高木澪さんは、深刻なうつ状態に悩み、ある日、自分のやりたいことは女優の仕事だと気付きました。

女優の仕事は大変だと思います。

観客に演じていることを忘れさせるぐらい役になりきるのは並大抵のことではありません。



仕事だから役になりきらなくてはいけないと思ったら、ストレスは凄いと思います。

ですが、それが本当にやりたいことだったら、話は別です。

工夫の一つ一つがやり甲斐になるでしょう。



誰もが、女優や俳優など大きな仕事が自分のやりたいこととは限りません。

今までやっていた仕事が、本当はやりたいことだったと気付くこともあるかもしれません。



では、どうやって心が望んでいるやりたいことを見つければいいのでしょう。

心が望んでいる「やりたい」ことを見つけるために


そのためには、日常の小さな選択において、やるべきことを選ぶのではなく、やりたいことを選ぶことから練習しましょう。

たとえば、ごはんを食べるときに、栄養があるから、これを食べようではなくて、これを食べたいから食べるとか。

そろそろ寝ないと体に悪いから寝ようではなくて、眠りたくなったから寝ようという具合に。



そうやって自分がやりたいことを選んでいたら、段々、やりたいことを選ぶ感度が上がってきます。

そのうち、仕事になるような大きなやりたいことが見えてくるかもしれません。



最初から大きなことを目指さず、小さなことから練習してください。

今日は生まれ変わる「うつ」の回復プロセスについてお話ししました。



高木澪さんの記事も参考になります⇒あさイチ『夫のうつ』より 高木澪さんのうつ病克服体験からうつ病の接し方を探る

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