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年を取っても貧乏になっても金持ちになっても変わらない自分って何だろう?


『自分は年を取ったけど、自分って感覚は10代の頃から変わらないみたい』 

私が20代の頃、ある人から聞いた何気ない言葉ですが、私はこの言葉がとても心に残りました。

その時、自分って感覚は確かに変わっていないと思ったのです。

子供の頃に比べて身体も大きくなって立派になっていました。出来ることも増えました。幼い頃に認識していた自分と青年になった自分は明らかに違うのに、自分って感覚は、幼い頃と何一つ変わらない。

とても救われる気持ちになったのです。
最近、読み続けているステファン・ボディアンさんの本の中にこんな一節があります。

ステファン・ボディアンさんの師であるジャン・クラインさんが言ったそうです。

子供の頃に比べると、あなたの体や心は劇的に変化しました。それにもかかわらず、あなたはいつも自分を『私』という言葉で呼んでいます。この『私』とは何ですか?子供の頃から今に至るまで、あなたの人生を経験し、すべての変化を目撃し、すべての変化を経てもなお、変わることのない『私』とは何ですか?


本当に『私』とは、何なのでしょうか?


私が20代の頃に聞いて、救われる気持ちになったのは、理由があります。

当時、私は就職をして勤めていたかもしれませんが、同僚と比べて同じくらいに仕事内容を理解して、仕事をこなしているという感じではありませんでした。

高校も中退して、かといって何かやりたいこともない。これをやり遂げたという成功体験もない。

誰かを好きになって付き合ったという恋愛体験もない。

本当に無い無いづくしで、自分ってダメだなぁと劣等感に苛まれていたのです。

能力や体験が自分を構成していると思っていたところに、自分って感覚は変わらないみたいと言われたことで、自分ってそういう体験や能力で左右されるものじゃないんだ!と直感的に感じたのだと思います。

なんだか目の前が明るくなったような気がしました。


たまたま、今回の私の人生では、成功体験や何かを得る体験というのは少ないですが、その体験が多かったとしても、自分という感覚は変わらないと思います。

有り余るほどのお金を蓄えていた人が死に際に、『何も持っていけないんだ・・・・・つまんねぇの』 と言ったらしいです。


有り余るほどのお金、人が羨むほどの美貌、成功体験を多くの人が求めます。

それらがあれば、安心して生きられ、人生が楽しくなると思うからですよね?私もそう思っているところがあるから、よくわかります。

ですが、それらの体験をしようとするまいと、大きくなったりも小さくなったりもしない変わらない『私』があるならば、それこそが唯一安心できる変わらないものではないでしょうか?


『私』 とは何なのでしょうか?


私はわかったと考えている「私」の謎を解かない限り、あなたはわかっていない
      ニサルガダッタ・マハラジ

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