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あさイチ『夫のうつ』より 真実を告げること・オープンになることの大切さ


ご主人がうつになった時、家族を心配させたくないと隠すより、家族全員の問題としてオープンにした方が、うつが改善しやすいことをご存じですか?

今日はあさイチの『夫のうつ』の特集で取材されたあるご家族の取り組みから、素直な気持ちを告げることと、オープンになることの大切さをお話しします。

オープンに打ち明けることのメリットとは



そのご家族は、ご主人がうつになって、初めて心療内科に診察に行った時に、小学三年生だった息子さんに隠すのではなく、一緒に診察に連れて行き医者の説明を聞かせたそうです。

奥さん曰く、『病気だからいつものパパと違うんだと思ってほしかったし、パパを嫌いになってほしくなかった』 そうです。

その時、その息子さんが理解できたかどうかはわかりませんが、オープンに明かしてくれたことは伝わったのでしょう。

ある日、ご主人が無意識に公園に出かけ、一人公園に立ち尽くしていた事件をきっかけにして、息子さんは奥さんと交代でお父さんを見守ってくれるようになりました。



その後、ご主人が回復してきてパートの仕事を見つけ、初めての給与明細をもらってきた時も、息子さんはその明細を見て、思ったより少ないと口にしてしまいます。

ご主人はそう言われて、しんどい思いをして無理して行ったのに、家族からそういう評価しかされないのか・・・と、気持ちがグーっと下がっていったそうです。

その様子を見ていた息子さんは、給料もらって嬉しい気持ちで帰ってきたのに、ああ・・・・と脱力した感じになったから、ヤバイ、ちょっと言い過ぎたかなと思ったそうです。

でも、そんな気持ちも全部オープンに伝えあいます。



その息子さんが中学3年生になり、目指していた高校に合格した時に、息子さんは学費を心配して志望校を決めかねていましたが、その時に背中を押してくれたのが、ご主人でした。

今では、そのご主人はフルタイムの仕事に転職して、毎朝暗いうちから働いています。

ご主人は言います。『しんどいけど、しんどいだけで、子供のやりたいことや将来を止めるわけにはいかないと思います』

その言葉には、ご主人の息子さんを思いやる気持ちがあふれています。



でも、これってオープンに話し合っていないと成立しないことです。

普段から何でも話し合い、ちゃんと息子さんの要望を聞いていたからこそ、ご主人がフルタイムで働くことが、息子さんにとってはお父さんの思いやりになりました。

「お父さんは僕のために、頑張ってフルタイムで働き始めてくれたんだ!ありがとう!」という感謝です。

そして、お父さんにとっては、息子さんの喜びが「こんなに喜んでくれるなら、しんんどいけど頑張るか!」というやり甲斐になります。

その結果、生まれたご主人のうつからの回復です。



もし、普段から何でもオープンに話し合ってなかったら、どうでしょう?

お父さんはまだフルタイムで働けるような気持ちの余裕がないのに、息子さんが高校に行きたいんだろうからと思い、無理してフルタイムで働き始めたとします。

その結果、またうつ病が悪化して働くことが出来なくなったとします。

息子さんは、「無理して働いてくれ!なんて言ってないだろう!?勝手なことせずに、まずは自分の病気を治すことに専念してくれよ!」と言われたかもしれません。

そう言われたお父さんは、「お前のためを思って頑張って働き始めたのに、そんな言い方はないだろう!!」と怒るかもしれません。

お互い思いやる気持ちはあるのに、全部オープンに話し合っていなかったから、その思いやりが台無しになるんですね。

こんなことってよくあると思いませんか?



奥さんは言います。『夫が家族を思う気持ちは変わらないと思う。調子が悪かったら休めばいいし、夫に合わせてやっていこうかなと思う』と。

お互いのことがわかっているからこそ、無理な努力もないし、我慢もないんですね。

それは、すべてをオープンにしたからこそ、生まれたお互いへの思いやりです。

ありのままの自分でいられる時、人はリラックスします。

そのリラックスがご主人のうつを回復させたのだと思います。


オープンに打ち明けるコツ


さて、番組ではこのご家族の取り組みをオープン作戦と名付けていましたが、オープンにすること、素直に気持ちを告げることは、とても大切なのですが、一歩間違うと相手への非難や批判となり、却って傷を深める場合があります。

ポイントは「自分の気持ちをわかってほしい」だけではなく、「相手の気持ちもわかりたい」という気持ちです。

番組内では、回復し始めたご主人に対して、今はまだ言いたいことを言わずに我慢しているんだけれど、どれくらいから言いたいことを言ってもいいのでしょうか?という質問がありました。

私はこのご家族を見ていて思ったのですが、我慢しているということは、まだ十分に相手の気持ちを聞けていない可能性が高いと思います。



「どうしてほしい」ではなく「どうしてそう出来ないのか?」、まだ知らない話を初めて聞いた時のように聞いてみましょう。

初めから相手が間違っていると決めつけて話を聞かせてと言っても、相手も話しにくいですから、とりあえず初めての話を聞くみたいに真っ白な気持ちで。

話を聞くうちに、「へぇ~、そう感じるんだ・・・」 「そんな風に思っていたんだ・・・・」 と思ってもいなかったような相手の事情や気持ちがわかるかもしれません。

相手の事情や気持ちがわかると、「じゃあ、こういうことは無理だね」とか「じゃあ、あなたが出来ないことは私がやろうか」と、相手への思いやりが生まれるかもしれません。



相手を思い通りに変えようとするのではなく、ありのままの相手のままで、お互いがより心地よく生きられるように話し合っていく。

そんな大切さを教えてもらった番組でした。



相手の気持ちを聞くことは、心に残るプレゼントを贈る秘訣でもあります。

よろしければ、こちらの記事もお読みください。
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