ホーム50代からの日記 ≫ 283万円貸したO夫妻との和解が成立しました。内容はイマイチ残念な内容です

283万円貸したO夫妻との和解が成立しました。内容はイマイチ残念な内容です


一昨日、O夫妻の貸金裁判を担当している弁護士先生から電話がありました。

「当初、お伝えしていた通りの内容で和解案が成立しました」って。

その残念な和解案というのはこんな内容でした。


残念な和解金の金額とは?



O夫妻から提案された提示金額は、5月に2万円、6月に3万円、7月からは月々4万円という返済金額です。

この金額で完済するまで一体何年かかるのでしょうか?




裁判の時、最初は年金月に3万円の返済でどうだろうか?とO夫妻から提案があったのです。

毎月の支払いにすると1万5000円。

283万円も借りておきながら年金月に3万円の返済って、虫が良すぎます。

だって、毎月の収支によるとひと月の収支による繰越金は2万円あるのですから、それを返済に充てれば毎月2万円は返済できるはずです。



あまりにも誠意の無い対応に弁護士先生も裁判官も、283万円も借りておきながら年金月に3万円の返済とは、あまりにも誠意がなさ過ぎはしないか?と言われたそうです。

そこで裁判官は、O夫妻には二人のご子息がいらっしゃることを引き合いに出し、和解書の保証人になってもらうとか、負債の一部を息子さんに払えないか?聞いてみるということは出来ないのか?と聞いてみたのです。

ところが、ダメ。。。Oさんはダンマリを決め込んで質問には答えなかったようです。

最後に重い口を開いて言った言葉は「子供には負債を残したくない・・・・・・」

おいおい!他人には負債を残してもいいんかい!!

そんな煮え切らない話が続いていたので裁判官も弁護士先生も、そこを指摘していたら、Oさんは致し方なく今の仕事を増やして毎月の支払いを4万円にすると提案してきたのです。


返金が滞ってきたら直ちに強制執行!



その辺りの裁判の流れを話して下さっていた弁護士先生は、一通り話した後で、こう切り出しました。

「O夫妻は全然、誠意がありません。これは強制執行した方がいいかもしれません」

「ただなあ~強制執行をしてしまうと年金月の年金を全部抑えたとしても、28万円で一回キリの回収になってしまうからなぁ・・・・・」と迷い気味。



因みに強制執行とはこういうことです。

強制執行手続

 強制執行手続は,勝訴判決を得たり,相手方との間で裁判上の和解が成立したにもかかわらず,相手方がお金を支払ってくれなかったり,建物等の明渡しをしてくれなかったりする場合に,判決などの債務名義を得た人(債権者)の申立てに基づいて,相手方(債務者)に対する請求権を,裁判所が強制的に実現する手続です。

裁判所 民事執行手続 より引用



聞いている私たちは、どちらがいいのかわからないので、どちらでもいいから少しでも回収できる方法で結審してくださいと言いました。

その言葉を聞いて弁護士先生は、「じゃあ、ちょっと時間はかかりますが、和解案を受け入れてみましょうか?」と提案されたので、私も母もそれに同意しました。




返ってこなくてもいいお金だけを貸そう



今回のことで私の骨身に沁みたのはお金を貸すもんじゃないということです。

貸すのならあげるつもりで、無くなっても平気な額を渡すのが一番いい。

それよりもなによりもお金を貸してくれと言われた時点で、断らなければいけない。

銀行ではなく、友人に借用書もなくお金を借りようとするような人は、全く当てにならない。



今度からは「頼むから!頼むから!必ず返すから!」って言われたら、「私は散々騙されてきたから人にはお金を貸さないんよ。悪いけどそういう話なら電話を切るわ!」と電話を切ることにしよう。

さすがに簡単に人からお金を借りようとする人ほど信用ならんというのがわかってきました。

あなたもお金を貸してほしいという人がいたら、銀行で借りてと言って、それ以上はハッキリと断りましょう。

安直に友人知人にお金を借りるような人は、安直に約束を破ります。

そう言えるようになった私ですが、それでもまだ、この一回で終わらないんですよね。

~~(続く)~~

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