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自殺しても死ねなかったあの日


今日は私が本気で自殺しようとした日のことをお話しします。




あれはまだ私が32、3歳の頃のことでした。

今となっては何が苦しかったのかさえわかりませんが、当時は苦しくて苦しくて仕方なくて、この苦しさがこれからもずっと続くのなら、これ以上もう生きられないと思ったのを覚えています。

それまでも何度か自殺を企てたことはありましたが、それらの自殺はまだ本気ではありませんでした。

どこかで家族に見つけてほしい、もっと心配してほしいという気持ちがあったのです。



ですが、32、3歳の頃の自殺は本気でした。

私なりにやれることは全部やり尽くしました。

それでも事態は何も改善しない、もう死ぬしかないという感じでした。



睡眠薬を大量に服用しての自殺。

私が選んだ自殺方法です。



昼頃だったと思います。

もうこれで人生は終わりなんだと思ったら、悔しくて涙が流れてきました。

なんで自分が死ななくちゃいけないんだろう?・・・・・・

涙が止まりませんでした。



しばらく泣いた後、死のうと決意しました。

死のうと決意した時は意外と心は静かでした。

私はベッドに座り睡眠薬を大量に服用しました。

服用した後の記憶は何もありません。

ただし、集中治療室で目覚めるまではです。



なぜ集中治療室で目覚めたかというと、母が近所の友人と私をタクシーで病院の救急に運んだからです。

後で聞いた話なのですが、母が帰ってきた時、2階に何か用事があって上がってきたとのこと。

その時に私がベッドでグデ~っとなっている様子を見て、そばに睡眠薬の空容器もあるし、すぐに自殺だと思ったそうです。

母は近所の友人に頼んで二人で私を抱えてタクシーで病院に運びました。

なぜ救急車でなくタクシーで運んだかというと、救急車を呼んで近所の人に知られてしまうと、後々私が気にするだろうと思ったとか。

それは賢明な判断でした。



集中治療室で目覚めた時、私は戸惑いました。

なぜならこの自殺で死ぬつもりだったので、目覚めた後のことなど何も考えていませんでした。

本当に頭が真っ白になりました。

どうやって生きていこうか?と。



その時、初めて自分は何を苦しんでいるのか?考えてみようと冷静に思えたのです。

初めて内面に目が向きました。

不思議な感覚でした。



それから不思議なことに色々気付きがあり、能力が1.5倍くらいになりました。

元々の能力が低いので、能力が1.5倍くらいになっても、人並みには及びませんが、それでも私の中では大きな進歩でした。

死にたいと思うこともなくなりました。



そんな話を今日、友人のSさんと話していました。

そしたら、Sさんに言われました。

「本当に死ぬ気だったら、睡眠薬の服用は夜寝る時にしなくちゃダメよ!夜寝る時にパジャマに着替えて布団の中に入って、服用してたら、寝てるんだなと思って怪しまれないじゃない!色々、詰めが甘いわ」

「知恵が働かないと、自殺も出来ないんだなぁ・・・・・・」と。




確かにそうですよね。

本気で死ぬつもりだったら、見つけられた後のことも考えておかないと、命が助かってしまいます。

その時は切羽詰まって死ぬしかないと思っていましたが、まだまだ甘かったのかもしれません。

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