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精神障害を受け入れて二次障害を防ぐ


私をはじめ精神的な障害で苦しんでいらっしゃる方は多いと思います。

実は、苦しみは障害そのものより、二次障害による苦しみの方が大きいことをご存じですか?

今日は一般的にあまり知られていない二次障害についてお話しします。

二次障害とは


二次障害というのは、発達障害の子供たちが周囲の無理解から歪んでしまう二次的な心理的な状況のことです。

ですが、これは発達障害のみに限ったことではなく、あらゆる障害に及ぶ話だと思います。

何がしかの障害に苦しんでいらっしゃる方は、ぜひお読みください。



香川・へいわこどもクリニックの中田耕次医師は、発達障害における二次障害についてこうお話しされています。

発達障害を抱える子どもは、その特性や特徴から「仲間と良好な関係をきずく」「課題をやりとげ て、満足感や達成感を感じる」などの経験が乏しくなります。

家庭や学校では、ほめられるよりも、叱られたり注意されたりする方が圧倒的に多いため、自己肯 定感をはぐくむ機会に恵まれないまま、自己を形成していきます。

深刻なのは、自己肯定感が低いために周囲とのあつれきやトラブルを繰り返した結果、いじめや不登校、引きこもり、強迫神経症、不安障害、チックなどの二次障害を引きおこすことがあることです。

子どもの発達障害 早期発見で2次障害防止を より引用


どうでしょうか?

現在、何がしかの精神的障害に悩んでいらっしゃる方は、程度の差はあれ、何らかの自分の状態をほめられるよりも、叱られたり注意されたりする方が圧倒的に多かったのではありませんか?

私はそうでした。

私は小さい頃から人の目を気にしてビクビクしていたのですが、そんな私は祖母に『ウチの孫はホントに内弁慶なんだから!』とか、『女の腐った男みたいなこと言いなさんな!』とよく叱られました。

私はその度に自分を惨めに感じたものです。


二次障害には二つのタイプがある


発達障害において、二次障害には二つのタイプがあるそうです。

周囲への反抗や家庭内暴力、非行など問題行動が外に出るタイプと、うつや対人恐怖、ひきこもりなど内面に向かうタイプです。

発達障害があることを見過ごされ、適切な支援を受けられなかった子どもが思春期に発症するケースが多いと言います。

ハートネットTV 思春期の二次障害と向きあう より引用



あえて発達障害における二次障害のタイプとして、そのまま引用させて頂きましたが、ありのままの自分を受け入れられなかったという意味では誰でも一緒です。

色々な要素が絡み合ってくるので断定はできませんが、ありのままの自分を受け入れられなかった場合、二次障害が起りやすいのは間違いないでしょう。

私は内面に向かいました。

『人に見られている』 『人に噂されている』と感じるようになったのが、ちょうど思春期まっただ中の中学2年生です。



心理学の専門家の小栗正幸さんによると、不登校や引きこもりという内面に向かう人に共通する特徴があるそうです。

とても真面目な方が多いので、「みんなと仲良くしなければいけない」とか「勉強ができなければいけない」とか、そんなできるはずもないことを願望として持っている人が多いです。

そうしますと、1つうまく行かないと自分が許せなくなってくるのですね。

ハートネットTV 思春期の二次障害と向きあう より引用



私は「みんなと仲良くしなければいけない」というより「みんなに好かれなければいけない」という感じだったような気がします。

明るくほがらかで、ユーモアに溢れたみんなに好かれる人になろうとしていました。

いずれにしろできるはずもないことを願望として持っていたことには違いありません。



その結果、そうできない自分が許せなくなり、引きこもりや不登校になるというわけです。

私もそういう自分を見たくなくて、引きこもりや不登校を経て、現在に至っています。


二次障害を防ぐには?


二次障害が起きる前に、周囲の理解とサポートが受けられれば一番良いのですが、すでに二次障害が起きている場合は、どうしたらいいのでしょう?

特に私のようにできるはずもない願望を持ち続けて、年を重ねてきた場合です。



それについても、前出の小栗正幸さんはヒントとなる提案をされています。

ひきこもりや不登校以外の方法で、堂々と「人間関係を減らす練習」が必要かなと思っています。
気の合わない人と付きあってストレスを高めてしまうよりも、そういう状況の避け方というのが大事なことになりますね。

ハートネットTV 思春期の二次障害と向きあう より引用



発達障害において二次障害になっている子供たちは、完璧にできない自分を許せないがゆえに、引きこもりや不登校によって、そういう自分を自覚しないで済む救済策を取っているわけです。

つまり無意識ですが「人間関係を減らす」という救済策を実行しているわけです。

ですが、無意識なために、どこか後ろめたさもあります。

そこで、堂々と「人間関係を減らす練習」が必要だというわけですね。



ということは、今もって「半引きこもり」で人との接触を避けている私も、堂々と「人間関係を減らすこと」が出来ればいいわけです。

そこで、今回、心療内科で診断名をもらうことが、そのきっかけになるのではないか?と、友人がアドバイスをくれたわけです。



発達障害と違って、精神障害者という診断名は若干の抵抗はありますが、一方では、もう無理しなくていられるかも?という安堵感もあります。

発達障害の親御さんも診断名がついて、お子さんを受け入れることが出来るようになり、楽になったと言われる方もいらっしゃいます。

私も一緒かもしれません。



自分一人では解決の糸口が見いだせないこともあります。

私と同じようなお悩みを抱えていらっしゃる方は、一度勇気を出して、心療内科や精神保健福祉センターに相談してみてください。

ありのままの自分で生きられるようになるきっかけがもらえるかもしれません。

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