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心療内科の診断、納得いかないならセカンドオピニオンを求めよう


心療内科(に限りませんが)は、2ヶ所以上、受診した方がいいことをご存じですか?

同じ心療内科でも、医師によって、診断も対応も全然違うのです。

私の体験から、心療内科を2ヶ所以上、受診するメリットを2回に分けてお話しします。

2ヶ所目の心療内科の問診で聞かれたこと


数日前、前回とは違う心療内科を受診しました。

新しいビルのワンフロアにある綺麗な病院です。

看護師が3名ぐらいと院長がお一人の小規模の病院です。

その病院のホームページには、対応科目として発達障害はありませんでしたが、ホームページの感じが良かったので受診してみました。




初診ということで、早めに来院して、悩んでいることや、入院歴や既往歴、アレルギー症状の有無などを問診票に書き込みました。

悩んでいることについては、「人に嫌われている気がして、日常生活に困難さを感じる。体がしんどくて、死にたい気持ちがある」

「その症状が始まった時期は中学2年生の頃に弟と喧嘩して、それがきっかけで弟が難聴になってから」と、簡潔に書きました。

そして、その症状で関わった病院名と時期も書きました。



問診票が院長に手渡され、院長の診察が始まりました。



院長
「人に嫌われている気がして、日常生活が困難だということですが、何かはっきりと言葉が聴こえるんですか?」


「いいえ、それはないです。ただ話し声が聴こえたり、人の表情を見て、嫌われていると感じるだけです。」

院長
「それが始まったきっかけは、弟さんと喧嘩してからとありますが、具体的にどんな感じだったんですか?」


「弟を突き倒した時に、弟が土間で後頭部を打って、数日してから耳が聴こえなくなったんです。それが夏休みだったのですが、夏休み明けに教室で授業を受けていると、人から見られている、噂されている気がするようになったんです。」



その後、私の性格や子供の頃の様子や、母親の性格や、弟の性格や、父方や母方に精神障害者はいないか?など質問された後、学歴・職歴と合わせて入院歴を聞かれました。

私は今回、この心療内科を受診して、精神医学も進化していることを感じました。



私が35年前、初めて精神科を受診した時は、今回のように事細かに時系列で、自分の送ってきた社会生活と症状の表れ方を聞かれることはありませんでした。

聞かれるのは、今、どんな症状があるか?だけでした。

その病院が特にひどかったのかもしれませんが、私はたった一回の短い診察で分裂病と診断され、即入院させられました。



35年間の間に精神障害で悩む人も増えてきました。

統計数の増加とともに、その症状に悩む人の背景も関係あることが知られるようになってきたのでしょう。

随分と診察も紳士的で良心的になったものです。



院長から聞かれるままに時系列ですべて話した後、院長は言いました。

「あなたは今日診察にいらっしゃたのは、何がお望みですか?」


時代とともに、心療内科の治療は進化していると実感


悩んでいるという人に、悩みの解決以外に何の望みがあるんだろう?

変な質問だなと思いながらも、答えました。



友人が認知行動療法は効果あると思うから受けてみるといいよと勧められたので、認知行動療法を受けてみたい。

症状が改善しないなら、障害保健福祉手帳を交付してもらって、障害者枠の仕事に就くか、障害者年金を受給したいと。



院長は私を見つめて言いました。

『あなたのお話しを聞いた限りでは、冷静に論理的に話もできますし、統合失調症ではないでしょう。妄想性障害と強度の対人恐怖症かな?という感じです。

あなたが35年前、分裂病と診断された時も、おそらく分裂病ではなかったでしょう。

ですが、当時はまだ精神医学も今ほど進歩していなかったし、あなたの症状を聞いて、分裂病と診断してしまったのは致し方ないと思います。

当時、そういう症状を訴える方に処方する薬は、一種類ぐらいしかなかったですしね。


それに比べて今は薬も進化しました。

ここには重症の統合失調症の方はいらっしゃいませんが、軽度の統合失調症の方でも1年間の服薬で症状が治癒することもあるんです。

ですから、ここでは服薬が中心の治療ですので、認知行動療法は行っていません。


アラビンさんは、認知行動療法や障害者保健福祉手帳の交付がお望みのようですから、国立病院の精神科をご紹介しましょう。

紹介状を作るにあたって、もう少し詳しいデータを加えたいので、簡単な心理テストを受けてもらえますか?

血液検査もすればさらに詳細なデータが取れるのですが、血液検査はお金がかかるのでご負担でしょうから。』



その後、簡単な心理テストを4種類ぐらい受けました。

結果について院長から簡単に説明されました。

不安が突出して強くて、社会や人への興味・関心が極端に低く、40から60の数値内だとうつ病と診断されるらしいのですが、私は60だったので、中程度のうつ病と言えるそうです。

あくまで簡単な心理テストの結果です。



それらの心理テストの結果と診察の所見を合わせて、紹介状を書いてくださるそうです。

国立病院の初診の予約も取ってくださるそうなので、後日、紹介状を取りに行き、国立病院に診察に行くことになりました。



前回の病院と比べると、格段に良心的に対応してくれました。

前回は、「自分の良いところを見つけて生きるようにしてください」で終わりですから。



医師と言えど、みんながみんな最高の聖職者というわけではありません。

車を購入する時に、何社かディーラーを回って、一番条件の良いディーラーで購入するように、心療内科も一ヶ所の診断を鵜呑みにしてはいけないですね。

何か精神的なことでお悩みの方は、ぜひ、いくつかの心療内科で診察を受けてみてください。

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