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障害者年金の受給を希望している人へ~心療内科の選び方のポイント


あなたが発達障害など精神障害が原因で仕事をするのに支障があり、障害年金を受給して治療に専念したい場合、心療内科の診断書が必要になります。

ただ、どんな心療内科でも診断書を書いてもらえるかというと、そうではありません。

今回、私は障害年金を受給するために、3ヶ所の心療内科を受診しました。

その体験から、障害年金を受給したい時に外せない心療内科選びのポイントと、障害年金の診断書を書いてもらえる心療内科の診察で得られるものをお話しします。

「診断書を書いて欲しい」の一言は、最初に伝えよう


今回、受診した国立病院は3ヶ所目の心療内科の受診になります。

前回と同じように、問診票にも悩んでいることについて

「人に嫌われている気がして、日常生活に困難さを感じる。体がだるくて、何もしたくない。死にたい気持ちがある」と書きました。



問診で聞かれた内容は、今までの病院とほとんど同じです。

症状と症状に対する自覚、入院歴、そして、どのように社会生活を送ってきたかという履歴。

発達障害的な要素についても話しました。



一通り症状について聞かれた後、先生から言われました。



先生
 「紹介状によりますと、認知行動療法をご希望とのことですが、現在、認知行動療法については、担当の心理士が辞めたものですから、残念ながらやっていないんです。

私の知る限りでは、アラビンさんの症状に効果があると思われる認知行動療法をやっている病院は、県内ではありません。

すべての病院を把握しているわけではないので、絶対に無いとは言い切れないのですが、私も知らないのでご紹介できないのです。

ですので、こちらに通院された場合、治療としては、薬物療法になります。

ご紹介頂いた○○クリニックの先生がおっしゃったように、昔と比べて薬も進化していますから、効果は十分に期待できます。

こちらに定期的に通院して頂き、様子を見ながら服薬するという形でもいいのですが、ここは来院者が多いですから、投薬だけでしたら○○クリニックの方が待たずに診察してもらえると思います。

いかがでしょうか?」


私 
 「それは良いのですが、○○クリニックでは障害年金の診断書を書いてもらえないと言われたんです。

投薬治療を受けるにしても、現在、日常生活に困難さを感じるので、出来れば障害年金を受給しながら、余裕をもって暮らしたいのですが、どうでしょうか?」



すると、先生は驚くようなことをおっしゃいました。



先生 
「わかりました。そういうことなら、こちらに通院してください。
 障害年金の診断書も書きましょう。

 最終的に判断するのは、公的機関なので断定はできませんが、
 アラビンさんなら、障害年金を受給できると思いますよ。




えっ~~~!!今までの診断結果は何だったの?!

私の症状は、そんなに簡単に受給できるでしょうと言えるぐらいの状態だったの??

本当に腰が抜けるぐらい驚いてしまいました。


「日常生活が困難かどうか」~障害年金の受給を視野に入れた場合の問診の特徴


今回、私は障害年金の受給まで視野に入れて、心療内科の診察を受けています。

若い頃のように、治療が主目的の診察と違います。

ですから、心療内科による対応の違いがはっきり感じられました。


障害年金の診断書を書いてくれない病院というのは、主目的が症状の治療です。

症状の治療に有効な治療法しか提示してくれません。

実際に、その症状で本人がどれだけ日常生活で困難を強いられているか?まで考えられていないのです。

そのため、問診内容も症状のことが中心になりがちです。



一方、障害年金の診断書を書いてくれる病院も、同じように主目的は症状の治療です。

ですが、その症状によって日常生活に困難を来たしている場合には、治療がスムーズにいくように、障害年金の受給も視野に入っています。

その症状でどれくらい日常生活が困難になっているか?

問診で丁寧に聞いてくれます。



この違いは大きいです。

障害年金の診断書を書いてくれる心療内科では、日常生活を含めて自分全体を認めてもらえたという安心感があるのです。


「障害年金の診断書作成」を嫌がる病院の本当の理由


実際にはまだ障害年金が受給できると決まったわけではありませんし、投薬の治療効果に確信があるわけでもありません。

にもかかわらず私は安心感を感じたのです。

3ヶ所目の受診にして、初めてのことでした。

なぜだと思いますか?


それは、自分一人で頑張らなくてもいい、助けてもらえると感じたからです。

「治療に専念」は、ある意味、自己責任を強く問われることでもあります。もちろん、治療に前向きに取り組む気持ちはありますが、イザというときのセーフティーネットが確保できるというのは、障害を抱える者としては非常にありがたいこと。

障害年金の診断書を書いてくれる心療内科で得られるものは、この「安心感」は、私にとって何よりも効果的な薬とも言えたのです。



ただ、「安心感」を与えてくれるのは、先生の考え方や資質に負うところも大きいですが、それに加えて病院のシステムによるものも多分にあります。

というのも、病院のシステムが診療報酬を上げることに重きを置いていたら、いくら先生が障害年金を受給した方がいいと思われる患者さんがいても、障害年金の受給を勧められないからです。

それぐらい障害年金の診断書は、手間と時間がかかるわりに診療報酬が低いようです。

障害年金の診断書を書く手間と時間を、患者さんの診察に当てれば、それだけ診療報酬が上がるというわけです。



でも、ビジネスとして考えた場合、そういう考え方をするお医者さんがいても責められません。

要は患者である私たちが正しい知識を身につけて、そういう病院に行かなければいいだけのことですから。



そういう意味で、「障害年金の診断書を書いてもらえますか?」という質問は、心療内科を見極める質問としては最適な質問だと思います。



まだ受診していない段階で、障害年金の診断書のことは聞きにくいかもしれません。

ですが、最近はうつ病など精神障害も広く一般的に認知されてきました。

それに伴い障害年金を受給して治療に専念する人も増えてきていますので、恥ずかしいことでも臆することでもありません。



どんな治療であれ、一番大切なのは、医師への信頼と安心感です。

それなくして治療効果は上がりません。

ご自身のためにも、少し勇気を出して聞きましょう。

「障害年金の診断書を書いてもらえますか?」と。

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