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障害年金をもらうために~申請の際、満たすべき要件とは


今回、年金事務所に行って知ったのですが、障害年金をもらうためには、病気認定日(初診日)を確定しなければいけないようです。

え?そんなの当たりまえじゃん!?って思いますか?

そう思える人は、複数個所で診療を受けていない人かもしれません。

私のように複数個所で診療を受けている人には、これがまたややこしいのです。

障害年金は病気認定日(初診日)が決まらなくては、もらえない?


私の診療歴を簡単にお話しします。



16歳の時におよそ1年10ヶ月くらい精神病院に入院しました。

19歳の頃、県立病院の精神科に3ヶ月ほど入院しました。

21歳の頃からアルバイトを始め、そのアルバイト先で正社員になります。

30歳の頃、会社を休職して東京慈恵医大の精神科に3ヶ月くらい入院しました。

31歳の頃、アルバイトをしながら地元の精神科でカウンセリングを1年10ヶ月くらい受けます。

50歳の現在、地元の国立病院で治療を受け始めました。



この治療歴を、年金事務所でお話しした時に、男性職員さんから言われました。

「どこが病気確定日(初診日)になるかが重要なのです」



仕組みがよくわかっていなかった私が、キョトンとしていると、さらに説明してくれました。

「アラビンさんの場合は、全期間、年金を納付されていますから、どの病院が初診になっても障害年金を申請することはできます。

 16歳の時の病院を初診とするなら、障害基礎年金の対象となります。

 30歳の頃の東京慈恵医大の精神科を初診とするなら、障害厚生年金の対象となります。

 お支払いする障害年金が変わってくるので、初診日を特定することが重要なのです。」



そう言われると聞きたくなるのは、自分で初診日(病気認定日)を特定できるのか?ということです。

この記事に書いたように、正社員だった頃を初診日(病気認定日)とするなら、障害厚生年金と障害基礎年金を合わせてもらえる可能性があるのです。

可能であるなら少しでも多くもらいたいところです。



男性職員さんによると、認められるかどうかは別にして、特定して申請はできるそうです。

そう前置きした後に、また厄介なことを言われました。

「精神障害というのは、病状が良くなったり、悪くなったりを繰り返しがちです。

 悪くなった状態のまま固定された時に、精神障害年金が支払われます。

 アラビンさんの場合、30歳を初診日とするなら、カウンセリングを終えた33歳頃から50歳までの間は、何の治療も受けずに、アルバイトとはいえ社会生活を営まれていますよね?

 こういう状態は、社会的治癒(病状が治っている状態)と見なされやすいのです。」



まとめると、こういうことです。



・東京慈恵医大を初診日と認定するなら、障害厚生年金をもらえる可能性がある。

・そこを病気が始まった日にすると、治療を受けていない期間に社会的治癒が成立しているとして考えられる可能性がある。

・社会的治癒が成立しているとなった場合、発病は現在の病院にかかり始めてからになるので、1年6ヶ月経っていないため申請対象にならない

・障害年金の申請対象期間は、アルバイトである現在のみになり2級以上でなければ障害年金はもらえない。



相談の結果としては、病院の先生に、自分は障害年金認定基準の3級に該当するかどうか確認して、また相談するということになりました。


障害年金の申請相談をスムーズに進めるためにやっておきたいこと


今回、私は病院の先生に、障害年金の認定基準に達しているか否かを明確に確認しませんでした。

私のミスは確かにあるのですが、年金事務所の職員さんの対応にも少し残念さを感じました。



最初から「あなたは病院の先生に障害年金認定基準の何級に該当すると言われましたか?」と聞いてくれれば、
私は「いいえ、まだ確認していません。」と答えたでしょう。

「では、まず先生に認定基準の何級に該当するか聞いてきてください。ご相談はそれからです。」と、3分で済む話だったような気がします。



もし、私と同じように複数の病院での治療歴があり、初めて障害年金をもらおうと思った方は、予め病院の先生に確認してくださいね。

障害年金認定基準の何級にあたるかを。

確認して、認定基準に該当すると言われたなら、年金事務所に相談に行ってください。

でなければ、延々とお勉強になるお話しを聞かされることになります。

うつなど精神的に低迷している人には、結構な負担です。


精神障害年金の認定基準については、こちらを印刷して病院の先生に見てもらってください。
  ↓↓↓↓↓↓
日本年金機構 精神の障害による認定基準


複数ヶ所で治療歴がある人の具体的な手続きとは


実際に私が病院の先生に確認して頂き、現在、認定基準の3級に該当すると言われたとしましょう。

すると三つの書類を作成しなければなりません。



1.受診状況等証明書

2.受診状況等証明書が添付できない申立書

3.病歴・就労状況等申立書



詳しくご説明します。



1.受診状況等証明書

これは病院の先生に書いてもらう書類です。

発病から初診に至るまでの経過と初診日、初診から終診に至るまでの経過と治療内容を書いてもらいます。

今までの各病院に電話をして、受診状況等証明書を書いてもらえるかどうか確認します。

もし、カルテが現存して書いてくださるということになれば、受診状況等証明書を郵送して書いてもらいます。



2.受診状況等証明書が添付できない申立書

これはカルテが現存せず、受診状況等証明書が書けないという時に、自分で書きます。

医療機関名・受診期間・受診状況等証明書が書けない理由などを書き込みます。



3.病歴・就労状況等申立書

これは、障害年金受給申請者が発症してから現在に至るまでを、5年ごとぐらいで詳細に記入する書類です。

審査する人が利用するものと思われます。



繰り返しになりますが、年金事務所での障害者年金の相談は、話が長いです。

うつの方など話を理解するのがつらい方は、ご家族の方と一緒に行かれた方がいいと思います。

話を手短に済ませるためにも、まずは病院の先生に障害年金の認定基準に該当するか否か聞いてから行きましょう。

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